地政学 本レビュー 中学生
「地政学」 読んだ感想 レビュー
初めまして
(ここは、毎回書いているので読まなくても大丈夫です。) 初めまして、こんにちは 私の名前は、lithium(リチウム)と言います。 私は今中学生です。ここでは主に私が読んだ本を紹介していきたいです。 中学生なので、誤字脱字等あると思います。ご了承のほどよろしくお願いします
今回紹介する本
この本は、初めて地政学に触れる人でも簡単で分かりやすく、中学生でもわかる内容となっています。
本の内容
ここでは、少しだけ本の内容を紹介したいと思います。本書では、もっと内容を深く掘り下げているのでこのブログで興味を持ったら買ってみてください!
1 そもそも地政学ってなに?
地政学とは、地理的に衝突が頻繁な、3大エリア(ヨーロッパ、アジア、中東)をめぐる国のふるまいの研究のことです。
地政学において、重要なことは「ある国や、エリアを誰がどうやって支配するのか」です。
地政学的に、支配するのに最も効率がよく効果的なのは、「道」と「要所」を手に入れることです。なぜかというと、現在国が存続するには、他国から石油や電子部品を
輸入することが「必須」です。
日本の地政学について
(1)歴史的観点から
①江戸時代後期
長きにわたり国内での争いがほとんどで、内向きでの国家でした。
②明治時代~昭和まで
「海洋進出し、領土拡大を目指すが失敗」
太平洋の覇権をめぐってアメリカと対立し、中国には満州国を作るなど、海と陸に進出しました。
③第二次世界大戦後
「アメリカの傘下のもと、大きな力を持つ」
敗戦後、アメリカの同盟国として、一時的に世界でもっとも裕福な国になるなど、勢力を拡大しました。
(2)国土
攻めにくい自然環境&自給できる国土で独立を守る。
海流や季節風などの影響で海外から攻めにくく、また自給可能な面積と人口生存に適した気候に建国以来、独立を維持してきました。
(3)衝突
「長らく、中国と朝鮮半島の勢力と対立 韓国がある例外な時代」
現在の日本の対立国は、主に中国と北朝鮮です。米軍基地がある韓国とは基本的には、協力的関係にあります。しかし、朝鮮半島は歴史的に見たら日本と対立してきた、
勢力であり、現在は例外的な状態です。
<島国でも、長きにわたり独立を維持できる国はほとんどない>
「島国なら、独立は難しくない」と思うかもしれませんが、数千年にわたり外国からの侵略がなく独立を維持できた国はほとんどありません。
あまり、知られてはいませんがイギリスもかつて他民族に征服された歴史があります
「イギリス」
1066年に「ノルマン コンクエスト」という戦いでノルマン人に征服されました。
「フィリンピン」
300年以上スペインの植民地であり、その後もアメリカ、日本の植民地になってきました。
<日本が海外へ向かった理由>
理由1 欧米諸国から、国土を守るため
理由2 産業の工業化
理由3アジアの盟主になる名誉
明治期になり、産業の工業化が進み農村で人があまり、都市に移動してきた人のために新しい土地が必要になりました。また、欧米諸国から国土を守る意識も理由の一つです。さらに日本は、アジアの盟主なるという名誉も海外進出の理由でした。
北方領土問題
ここで、一つだけ今の日本が抱えている北方領土問題について地政学的目線から、解説していきたいと思います。
Question1 なぜ、北方領土はロシアから返還されないのか?
理由1 ロシアは、北方領土で向こうの大国をけん制している。
理由3 ロシアにとっては大事なお宝だけど日本にとっては重要度は低い
大きく分けて三つの理由がありますが、一番の理由は「北極海ルート」の影響で返還はますます困難になっている原因だと思います。
北極海ルートって?
2000年ごろに、新しく開発された海運ルートのこと言います。長い間、航行不可な場所でした。ですが、近年の地球温暖化による影響によって、年間で2か月のみだが航路として開通するようになりました。地球全体的に気候変動による北極海が温暖化し海水の範囲が縮小し、氷結する期間もへっているため、航行可能な期間が長くなりつつあります。
そして、返還後もメリットは日本にはあまりありません。
返還前
日本:国民感情としてロシアと対立
ロシア:北極海ルートの支配、アメリカの動向の監視、アメリカの勢力を避ける
返還後
日本:・かつての住民が移住できる
・国民感情が好転する
・周辺海から、海産物が取れる
ロシア:・北極海ルートの防衛が難しくなる
・アメリカの勢力が国土の近くまで迫る
このように、日本側にはあまりメリットがないため、北方領土の返還は難しいと思います。
最後に
ここまで、読んでくださりありがとうございます。
この本についての、紹介は以上となります。この本は、私自身結構お勧めです。
この本は、イラストが多くみるだけでもわかりやすい内容となっています。ぜひ書店で
みかけたら、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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